鬼和尚 2021/09/09(木)

鬼和尚に聞いてみるスレ part19
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1627742187/

128:崇蓮[sage]:2021/09/09(木) 20:07:36 ID:VHpJSyVE0 [3/3]
鬼和尚さま、いつもありがとうございます。

教えて下さい。
逃避や隠蔽が起こっているかどうかというのは、どのように判断すればいいのですか?

私の場合、観察の時によく出てくる「判らない」「混乱する」などが逃避や隠蔽だと判断してもいいのでしょうか?
ただ、自分では逃避や隠蔽だとは思っていません。

129:避難民のマジレスさん[]:2021/09/09(木) 22:36:25 ID:rlAecqNg0 [12/12]
鬼和尚様

昨日も私の質問に答えてくださり本当にありがとうございます。壮大すぎてわけがわかりませんがそうなんですね…

130:鬼和尚 ◆Yj52hBkdLM[sage]:2021/09/09(木) 23:11:55 ID:1d4drIFg0 [42/42]
>>128 逃避や隠蔽がある時、その原因は大抵は恐れなのじゃ。
 恐れがあれば逃避や隠蔽が起こるのじゃ。
 そのような想いが起こる時、その原因となる根元に恐れが無いか、観察してみるのじゃ。
 恐れからそのような想いが起こるならば逃避とか隠蔽である可能性が強いのじや。

 ただ単に本当に未だわからなかったり、混乱しているならばそうではないのじゃ。
 それもありのままに観るがよいのじゃ。
 実践あるのみなのじゃ。

>>129 そうじゃ、実践して確かめるのじゃ。
 実践がすべてなのじゃ。

鬼和尚の仏教講読会 別館2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1600684575/

758:避難民のマジレスさん[]:2021/09/08(水) 23:50:14 ID:BZf28ne.0 [1/3]
くま質問
「智者を教えて尼入道の如くする」とは、どのように理解すればよいのでありましょうか?

523
貴人財     貴人の財
?輾老棄錢誰擧楊 ほう老ぜにをすつ誰かこ楊す
曾撞玉斗亦何妨 かつて玉斗をつくもまた何ぞ妨げん
庭有梅花窓有月 庭に梅花有り窓に月有り
鐵檠紙帳五更霜 鉄けい紙帳五更の霜

くま訳
貴人にとっての財
ホウ老が銭を棄てて、誰が拍手喝采するのだろうか?
わしは、宝石をちりばめた柄杓で、酒を飲んだりしていたが、何か問題になるであろうか?
庭に梅あり、窓に月あり。
鉄の燈火台、紙のかや、風流な道具立ての部屋、明け方の霜

*?輾居士:150(https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1539697204/ >>919)
 309(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1600684575/ >>259)
     395(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1600684575/ >>458)
 の詩 参 元曲(元代に隆盛した雑劇と散曲を総称したもの。)「来生債」参
*挙揚:賞賛をするために演技の後で拍手をするまたは声を張り上げる 誉め讃える
*玉斗:斗は酒を酌む七杓の類なり。それを玉を以って作れるものをいふ。史記の項羽本紀に「玉斗一叟亞 
 父に與へんと欲す」と。(大成脚注)
*鐵檠:燈火の臺架をいふ。。
*紙帳:紙で作ったかや(防寒具にも用いた)
(´・(ェ)・`)つ

759:避難民のマジレスさん[]:2021/09/08(水) 23:55:15 ID:BZf28ne.0 [2/3]
*おまけ「来生債」の内容。 『有福詩人』と元曲「来生債」 徳田武先生 より抜粋
〔楔子〕襄陽の李孝先は商人となろうとしたが、元手を欠いているので、?輾居士に二個の銀を借りて商売を
する。が、元手も利息もすってしまい、借金を返せない。彼は県の役所で負債人を拷問して追徴していると
ころを見、自分もそうされるかと苦にして、病んで寝込んでしまう。
 ?輾蘊は・・・娘は霊兆。・・・霊兆は善知識たちからその聡明と仏性の明らかなることを保証されている。
?輾居士は大金持で、友人の李孝先が彼に返すべき元手と利息は銀四個になっている。?輾は行銭(雑役の用人)
をつれて、李孝先の様子を見に訪れる。
 ?輾は李孝先から、借金を返せないので官から追徴されるかと苦にして病気になったことを聞き、「我当初
本做善事来。誰想倒做了冤業。」(私は元来善い事をしようとしたのであって、どうして人を苦しめる事を
しようなどと思ったろうか。)と考え、李孝先の借金契約書を焼き、その上に二個の銀を与える。李孝先は、
来生では驢にも馬にもなってこの恩を返そうと、厚く感謝する。

*楔子(けっ‐し):1 くさび。かすがい。2 物事の最も重要なところ。

〔第一折〕
 ・・・
 ?輾は、「大地衆生、皆有仏性。則為這貪財好賄、所以不能成仏作祖」(この世の衆生はいずれも仏性ある
も、・財を貪り賄を好むために仏祖となれない。)と説く。
 ?輾は行銭に文書を焼かせる。妻下児は、そのわけを問う。ところへ、上界の増福神が秀士曽信実に扮して、
文書を焼くわけを問いに来たる。?輾、「業上に業を作(な)さざる」ようにすると答える。曽、「這銭是人之
胆、財是富之苗」(金は人の心の支え、財産は富の基礎)、銭無ければ満腹の文章も貧を済わず、という。?輾、
世人は有限の時と身を思わずに富を追求し、貧人や朋友の依頼には相手にならない、我は財布を傾け尽して
人に恵みたい、そして世に隠れて悪業が身にまとうのを免れよう、という。曽、「富与貴人之所欲」(富と
貴とは人の欲する所)、魯褒の「銭神論」にも「危可使安、死可使活、貴可使賤、生可使殺。」(危きも安ら
からしむべく、死も活かしむべく、貴も賤ならしむべく、生も殺さしむべし。)とある、という。?輾、銭の
持づに値せぬことを様々にいう。
 曽が帰るに当って、?輾は金と馬を与える。曽は決してこれを受けず、二十年後に再会せんと述べて、別れ
る。
 ?輾は、夕暮になったので、行銭と一緒に香を焚きに廻り、粉ひき小屋に行く。粉ひきの歌を聞き、「心中
必然快活」なる者と思い、呼び出して、定めし楽しかろうと聞く。粉ひきは、労働の大変で苦しいことを説
く。?輾は粉ひきの負担を取り除くこととし、また「自今日為始、蒋這粉傍油房磨房都与我関閉了者、再休要
開。」(今日より粉小屋・油小屋・磨(ひ)き小屋をすべて閉じて、二度と開くまい。)と定める。粉ひき、そ
れでは仕事が無くなって、凍死か餓死かしてしまうという。?輾、粉ひきに銀を与える。?輾は、粉ひきへの報
恩として銀を与えたのであり、?輾が願うのは「善縁を結ぶ」こと、である。


粉ひきは、銀を懐中にしっかと押しこみ、「誰知道我懐裏有銀子。」(俺が懐に銀を持っていることを知る
者はいない。)といって、寝る。が、夢に、大道でスリに銀を取られる様を見、眼を覚す。今度は「竈窩
(そうか・かまど)」中に銀を慝し、「誰知道竈窩裏有銀子」(カマドに銀があることはわかるまい。)とい
い、眠る。また、火事の夢を見て、眼を覚す。今度は「水鵠」の中に銀を悪し、「誰知道水短裏布銀子」と
いって、眠る。しかしまたもや洪水の夢を見て醒め、今度は「門限児」の下に銀を慝して眠る。「他怎麼
知道我門限児底下、埋着這銀子。」(敷居の下に銀が埋めてあることは知れまい。)と思うが、夢に賊来って
自分を?湾るを見、眼をさます。
 粉ひきは、大金を持つ福分が自分には与えられてないことを悟り、銀を?輾居士に返しに行く。「我那命裏
則有分簸麦揀麦淘麦、打羅磨麺。我可也消受不的這個銀子罷。」(俺は麦を簸(ひ)いたり選んだりより分け
たりし、麦粉をふるったり挽いたりするのが分なんだ。俺にはこの銀は使いこなせないのさ。)というのが
粉ひきの感慨である。
(´・(ェ)・`)
(つづく)

760:避難民のマジレスさん[]:2021/09/08(水) 23:56:16 ID:BZf28ne.0 [3/3]
〔第二折〕
 ?輾・下児・霊兆.鳳毛・行銭登場。?輾居士、仏道は自ら修めて自ら得るものであると説く。また、貧人に
施与するのは自分だけだ、と唱う。
 そこへ、粉ひきが銀を返しに来る。?輾居士は「這銀子呵原来分定也是前生注」(銀というものは前生に分
が定められているのか。)と嘆ずる。そして、一両の銀子を粉ひきに与えようとするが、粉ひきは受け取ら
ず、商売しに行く。?輾居士は、後槽(厩)に行く。中では驢・馬・牛が話している。馬は、前生で十五両を?輾
に返さなかったため、馬となって労働し返債している。驢と牛も同じ事情である。これを聞いた?輾居士は驚
いて、「我当初本做善事来。誰想弄巧成拙。兀的不都放做来生債也。」(私は元来恵みを施そうとしたのに、
意外にも善かれと思ってしたことが悪しくなって、すべて来生までの負債を与えてしまった。)という。そ
して、文書を焼いて、もう人に銭を惜し与えない決心をする。?輾居士の願いは「一世児清聞」(この世の静
謐)を得ることだけである。妻は強く焼かないように注告する。?輾居士は、奴僕にすべて従良(解放)の文書
と二十両の銀を与えて自分の家に帰させ、家畜を鹿門山に放たせ、家財を海に沈めさせようとする。妻は子
供の将来を思って、強く反対する。が、?輾居士は、家を放棄する決意を変えない。
〔第三折〕
 東海竜王、水卒をつれて出で、?輾居士の船の来たるを待つ。?輾居士、下児・霊兆・鳳毛・行銭と共に財宝
を積んだ船を東海に沈めに来る。その行為は「世人重金宝、我愛刹那静、金多乱人心、静見真如性」(世人
は金宝を重んずるも、我は刹那(このよ)の静なるを愛す、金多ければ人心を乱すも、静は真如の性を見(あ
らは)す。)という考え方に基づく。
 が、船は沈まない。?輾居士は行銭に船底に穴をあけさせるも、なお船は沈まぬ。
 天使は東海竜王に命じて、?輾居士の家財をすべて竜宮海蔵に収め入れさせる一天にわかにかき曇り、雷鳴
とどろき、船は沈む。
 ?輾居士は妻に、自分には笊籬(ざる)を編む腕がある、一日に十把の笊籬を編んで、それを霊兆に売らせて、
生計を立てようという。
〔第四折〕
丹霞禅師(嚢陽の雲岩寺の長老)は、毎日、寺に笊籬を売りに来る霊兆を気に入っていて、それを沢山買って
いる。この日、禅師は霊兆にちょっかいを出して、霊兆に逃げられる。ために禅師は、笊籬を買わなかった
ので、霊兆のために一百文を落としておく。霊兆はこれを見つけ、思案のあげく、銭を拾い、そのかわりに
十把の旅籠を代償として置いておく。
 ?輾、下児・鳳毛登場。霊兆は父親に一百文と笊籬をとり換えたことを報告する。青衣童子が彼らを迎えに
来、彼らは兜率宮霊虚殿に到り、石洞門に入る。そこに註禄神が現れる。それは生前の李孝先が変じた神で
ある。註禄神は増福神を引き合わせる。これは、曽信実が変じた神。増福神は、?輾居士が今日「功成行満、
証果朝元」(功成り修行も終えて、神仙に昇る。)ことを告げる。曽信実が二十年後に再会しようと述べた言
葉は、ここに果たされた。?輾居士は上界の賓陀羅尊者、.下児は上界の執幡羅刹女、鳳毛は善才童子にそれ
ぞれなり、霊兆は特にまさって南海普陀落伽山七珍八宝寺の自在観音菩薩となる。
?輾鹿居士は「人世官員(このよのやくにん)」に「莫恋浮銭、只将那好事常行、管教?胃一個々得道成仙。」
(はかない金を求めずに、ひたすら善事を行うならば、必ずすべての者が道を得て仙とならん。)と勧める。

(´・(ェ)・`)
(おわり)

761:鬼和尚 ◆Yj52hBkdLM[sage]:2021/09/09(木) 23:40:02 ID:1d4drIFg0 [369/370]
>>758 法然は浄土教の者であったからのう。
 賢い者に念仏を教えて男女を尼や僧のようにしたということじゃな。

762:鬼和尚 ◆Yj52hBkdLM[sage]:2021/09/09(木) 23:44:30 ID:1d4drIFg0 [370/370]
そんな感じじゃな。

 貴人の財というのじゃ。

 ?居士は銭を捨てたが誰が誉め讃えたじやろうか。
 かつては玉杯で酒を飲んだが何の妨げになったじゃろうか。
 庭に梅花あり、窓には月が在るのじゃ。
 鉄の燈火台に紙の蚊帳、明けに霜がおりるのじゃ。

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